図形推理考える
図形行列
3×3に並んだ図の、右下ひとつを当てる問題です。IQテストで最もよく使われる形で、文字も数字も使いません。
何を見ている問題か
初めて見る規則を、その場で見つけて当てはめる力を見ています。あらかじめ覚えておける知識がひとつも要らないので、言葉の知識や学校で習ったことの差が出にくい形式です。
例題
空いているマスに入る図はどれですか。
?
1
2
3
4
5
正解は 2 番です。
- 横の行にそって変わっているのは「形」です。
- 縦の列にそって変わっているのは「個数」です。
- 右下のマスは、3行目の決まりと3列目の決まりを両方あてはめた形になります。
- 決まりを1つだけ見て選ぶと、まぎらわしい選択肢のほうを取ってしまいます。変わっている性質を先に全部書き出すのが近道です。
この例題は、テストで出るのと同じ仕組みで作ったものです。見本用に別に書き起こしたものではありません。実際のテストでは、数や図の並びが毎回変わります。
解き方の手順
- 1いきなり選択肢を見ないでください。選択肢は「1つだけ規則を外したもの」で作られているので、先に見ると引っぱられます。
- 2まず1行目だけを、左から右へ見ます。形・塗り・個数・向きの4つのうち、何が変わったかを言葉にします。
- 3次に1列目だけを、上から下へ見ます。同じように、何が変わったかを言葉にします。
- 4行の決まりと列の決まりを、両方とも右下のマスに当てはめます。変わっていない性質は、そのまま同じものが入ります。
- 5最後に選択肢を見て、いま自分が言葉にした条件に全部あてはまるものを選びます。
よくある間違い
- 行の決まりだけを見て選ぶ。このアプリの誤答は、わざと「片方の決まりだけ合っているもの」を入れてあります。
- 変わっている性質を数え落とす。3つ変わっている問題があるので、2つ見つけたところで止めないでください。
- 「なんとなく似ている」で選ぶ。似ているかどうかではなく、条件に合うかどうかで決まります。
この形式について
この形式が知能検査でよく使われるのは、言語や文化の影響を受けにくいからだと言われています。日本語が読めなくても解けるので、同じ問題を国をまたいで使えます。
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