ワーキングメモリさばく
数唱
数字を数秒だけ見て、消えたあとに答える問題です。ただ覚えるのではなく、覚えたまま並べ替えてもらいます。
何を見ている問題か
ワーキングメモリ、つまり「頭に置いたまま操作する力」を見ています。覚えるだけの力とは別のものです。
例題
さっき出た数字を、小さい順に並べかえたものはどれですか。
7 9 2 5 6 4 8
12 4 5 6 7 8 9
22 4 5 6 7 9 8
32 4 5 6 3 8 9
49 8 7 6 5 4 2
正解は 1 番です。
- 出ていた数字は 7 9 2 5 6 4 8 でした。
- 答えは 2 4 5 6 7 8 9 です。
- 並べかえは、覚えた順番を保ったまま別の順番を作る作業です。いちばん小さい数を先に探しておくと楽になります。
- 覚えられる数は人によって決まっていて、練習しても大きくは伸びません。伸びるのは「覚え方」のほうです。
この例題は、テストで出るのと同じ仕組みで作ったものです。見本用に別に書き起こしたものではありません。実際のテストでは、数や図の並びが毎回変わります。
解き方の手順
- 1何を聞かれるかは、数字と一緒に先に出しています。逆から答えるのか、小さい順なのかを先に確かめてください。
- 2数字は、3つずつに区切って覚えます。7つを1列で覚えるより、3つ+4つのほうが崩れません。
- 3逆から答えるときは、覚える段階でうしろから読んでおく手もあります。
- 4並べ替えのときは、いちばん小さい数と大きい数だけ先に押さえておくと、あとが楽になります。
よくある間違い
- 全部を1列で覚えようとする。5つを超えると、この覚え方は崩れます。
- 覚えることに集中して、何を聞かれるかを忘れる。先に聞いてから覚えてください。
- 書き写す。書けば必ず当たりますが、そのぶん何も測れません。
この形式について
覚えられる数そのものは、練習してもあまり大きくは伸びないと言われています。伸びるのは覚え方のほうです。区切る・意味をつける・形にする、といった手が使えるかどうかで、同じ人でも結果が変わります。
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